何かに夢中になることがスター状態

どーも、オトコマエです。

 

今日は何かに夢中になった方がそれ以外のこともうまくいく、というお話をしたいと思います。

 

題名でほぼ言ってるんですが、いろいろ忙しいんだけど常に何かに夢中になっていた方が色々うまくいくと思っています。

 

授業準備は5分

最近埼玉で残業代の裁判がありまして、我々教員が授業の準備に使える時間は5分だみたいな話があります。

本当に力のある先生であればざっと教材を見て5分で授業を組み立てることも可能なのかもしれませんが、私みたいな普通の教員にそれはちょっと無理そうです。実際もっと時間がかかってるし、それでも授業がうまくいかないことのほうが多いです。

じゃあ、どうすればいいかっていうことを経験をもとに考えてみたいと思います。

 

学校の仕事の中で一番メインになってくるのは何かというと「授業」です。

私たちの仕事には、さまざまな校務分掌や保護者対応、生徒指導などあるんですが、もっとも時間をとっているのは授業時間なので、それだけ子供が成長する可能性があるのが授業時間ということができます。

なので、授業の準備はしっかりしたい。

でも、さっき言ったような状況があるので毎回しっかり時間をとってというのは厳しいのです。

そう考えた時に、先生が一番調子のいい状態っていうのが近道のような気がしています。

授業の準備がそれほどできていなくても、先生の調子が良くてなんとなくノリで授業が進んでいく。子供たちもついてくる。マリオのゲームでいうとスターをとっているような状態が続いてるイメージです。

 

先生が夢中になっている

じゃあ、そうなるためにはどうしたらいいのか。

私の考えは、「先生が何かに夢中になっていればそうなる」ということです。

 

簡単に説明するために、反対の状態をまず考えてみます。

日々の授業や校務分掌、やることに追われていて一杯一杯の状態。保護者からもなんかクレームっぽいのが来ていて、クラスも落ち着かない。子供のちょっとしたことが気になる。周りのクラスと自分のクラスを比べてしまう。

やばいですね笑。

でも、そんな状態の時って私もあります。

 

そうじゃなくて、例えば国語の物語単元を夢中になって作っている。

ワークシートを作ったり、子供の考えに一生懸命コメントを入れたり、授業の様子を保護者に発信したり。なんとかしてその単元を充実させようと、必死になっている。決してうまく授業が進められていなくても、先生が本気で頑張っているから、子供たちもついてきてくれている。

そんな時って、アドレナリンが出まくっているので、他の授業もなんとなく勢いがついてうまく流れているような気がします。

子供のちょっとしたことも大らかな気持ちで見れるし、注意すべきところもさっと言えたりする。自分に自信があるからなのかもしれません。

 

結論としては、教師は常に何かに夢中になっている状態が望ましいです。

日々のいろんなことに疲れていてそれどころではないかもしれませんが、そこをなんとか頑張って「夢中」を作っちゃえばうまくいくモードになるっぽいです。

 

好きなことをやる

そして、夢中を作るコツとしては、月並みなんですが自分の好きなことに夢中になることだと思っています。

体育が好きなら体育。理科が好きなら理科。

「算数を教えるのが苦手だから算数を頑張ろう」とかしちゃうと、なかなかうまくいかなくて「せっかく準備頑張ったのに・・・」とモチベーションが下がっちゃう気がします。

するとスター状態を作るという目的が果たせなくなって、他の授業にも差し支えが出てしまいます。

それよりだったらそんな大変なことは諦めて、好きなことに向かう方がハードルが低くて素直に頑張れると思います。子供の笑顔がイメージできる授業で、早く授業がしたくなる感じが望ましいです。

 

なんか、ある特定の授業だけを頑張ろうとすることって不謹慎なような気がするんですが、そっちの方が結局子供にとってもいい影響があると振り切って、頑張った方が結局みんなが幸せになるので、そっちの方がいいかと思います。

 

と言いながら、私も日々の仕事に追われ気味なので、ちょっぴり頑張って、自分が夢中になれる授業を作ることを切れ目なく続けられるようにしていきたいなーと思っています。

なんかうまく回ってないなーと感じた時の参考になれば嬉しいです!

 

ではではまた。