【今週のお題】

今週のお題「今月の目標」

「子どもにあったかく接する」


学級担任をしているとさまざまな形で子どもに声をかけます。


・挨拶をする
・指示を出す
・お願いをする
・発問をする
・褒める
・注意する
・叱る
・雑談する
・問いかけに答える


「あったかく」とは、子どもに媚びることじゃなくて構えずさり気なく声をかけるということです。
例えば、叱る時には毅然としていたほうがいいと思いますが、そんな時以外であれば、基本あったかく接したほうがいいです。


特に、学級を統率するという意識が働き過ぎると指示やお願いなどもどこか圧がかかってしまい、そういうのに子ども達は敏感です。恐怖ではなく安心感で子どもは動くようです。
子どもというか、人は誰でもそうですよね。
恐怖を与えてくる人の言うことは聞きたくないし、安心感を与えてくれる人の言うことは聞いてもいいかなと思います。


だから、注意をするのもさらっとでいいと思います。さらっとやろうとすると、こっちにも余裕ができてユーモアが言えたりすることもあります。
そんなふうに子ども達と関係を築いていきたいですね。


反対に、注意すべきところで注意しないと子ども達は逆に安心できないです。
「この先生は、言うべきことをちゃんと言ってくれないんだな。」
「言うことを聞かなくてもいいんだな。」
と信頼を失う方向にいってしまいます。
学級のルールを守らない子に注意できないのであれば、ほかの子は安心して学習したり生活したりするのとができません。


「子どもに嫌われるかもな。」
と思って言うべきことを言わないのは、逆に嫌われることになります。


子どもになめられないように、とかでなく、学級を正しく暮らしやすい空間にするという意識です。


だから注意もさらっとでいいです。
きちんと言うことが大事なんだと思います。


あったかく接することで信頼関係を作っていくことを目指していきたいと思います。